東京の 武道ヲタク の 友人 霞光(かこう) と 毎年恒例の 誕生祝い の 会話を交わした
笑える話もあり 自分の 今抱えている問題や 心配事も 一通り話し
もちろん、武道の 話もした。
霞光が、探している 宝物
それは、人体を取り巻く アストラル体 というものだ
霞光は、昔から ずっと 言っていた
いわゆる 「気」 の 話である
この話は 以前 書いたかどうか 解らないが、僕は 初歩的な 「気」 を 実感したことがある。
武道の世界でいう タンチュン という トレーニングを数日 続けると、腕の皮膚上に 静電気のような感覚が走る
また、数十分間、タンチュン を行った後 両手を丸っこく開き 向かい合わせに 近づけると 空気中に 柔らかい まり でもあるような感触を得ることが出来る。
あるいは、気功を鍛錬で練った人が、指先から 「気」 を発し、手の平で受け止めると、スゥ〜〜っと、冷たい風のようなものを感じ、驚いたことに もう一人、別の人が、間に 手の平を入れて 遮っても、この風は、人間の手を 突き抜けて当たるのである。
・・・と、ここまでは、解るのだが、
我々は この 不可思議な力を 武道に どう使えばよいのか? それが 解らない。
皆さんが、信じる 信じないは 別として、武道の世界には 「遠あて」 という 神技 が語り継がれている
例えば 『ドラゴンボール』 に出て来る 「かめはめ波」 が、もし本当に この世に存在すれば、これに分類されるだろう(笑)
・・・と・・そう言うと 想像がつくと思うのだが
語り継がれる 遠あて の 具体的な名を上げれば、「少林七十二芸」 に伝わる 一指禅(いっしぜん)や 百歩神拳(ひゃっぽしんけん) などがそうだ。
「実際に そんなことが 出来るのかどうか?」 そう言ったら 多くの人が笑うだろうが・・
でも、霞光 は、それを 十代の頃から 真剣に探し求めているのだ (笑)
いつか それを 捕まえられるのか? どうか?
一生かかっても 構わないから 捕まえてほしいものである。
男子は みんな・・ いくつになっても『かもめのジョナサン』なのかもしれない(笑)
ただ、もちろん、霞光は ちゃんと やる事をやって 仕事をしている 立派な社会人である
そうしたうえで、休日に練習しに行くのだから それだけは、理解してもらいたい
存在するよ! きっと・・ 何処かに
君の言う ゼロであり無限の 力が・・ 掴めるといいね 自分も最大限の協力をしたい