柔道を されている人々の 応急処置が 素晴らしかったので、怪我をしたときの 状況について記します
正直、痛みで 記憶が定かではないのですが・・ 足を刈られて、捕り の方が その後、身体を ねじって倒れ込んだような感じ
お互いの 足が絡まって 畳に足の甲が ひっかかって 抜けない状態で、強い力で 捻られたのではないか? と思います。
足の甲が ボキ ボキ ボキッ! と 音を立てました
「あっ! 怪我した!!」 強い 絶望感と共に 「これは、ただ事ではない・・」 と すぐに 解りました
激痛が 走って 僕は のたうち回りました・・・
すぐに みんなが 集まって来て 僕の周りを とりかこんで・・
何人かで 持ち上げて、安全な 道場の隅に 運ばれました・・
「痛い! 痛い! 痛い! 痛い! うああああああああ〜〜〜っ!!」 と もだえ苦しんでいる僕に
早かった!! すぐに誰かが 痛み止めのスプレー を 患部 に 勢いよくかけて
間もなく 足の甲に タオルを当て、体育館の受付事務室から運ばれた氷袋が 押し当てられました・・
冷やされると 痛みが 紛らわされることを 身をもって 知りました!!
ううう・・これは、麻酔だったんだ・・ パニック状況の中で そんなことが 頭の中で よぎりました。
スポーツの試合中、傷ついて倒れ込んだ 選手が 受けている応急処置を テレビなどで 見たことがありましたが・・
いわゆる 「アイシング」 という 処置を 僕は 生まれて初めて体験しました
しかし、完全に 痛みが消えるわけでは ありません
その間も、僕は 苦しんで のたうち回っていたのですが、しばらくして、一度、凍傷を避けるためか、氷が よけられた時、「うううう・・ うううう・・・ これ、折れてませんよね・・??」 と、恐る恐る 患部を見ると、別に その時は、内出血とか していなかったので、
「よかった! 内出血はしていない・・ 折れてない!!」 そう言ったのですが
「いや・・ はじまってるよ・・ 動かさないで! 冷やした方がいいよ。」 って 言われて
車には 乗れそうもない・・と判断され、先生が 車で 病院に搬送してくださることになり
保険を使用することを考慮に入れ、体育館の方に、名前と 生年月日、住所を 聞かれ 僕は 遠い意識の中 それに答えた気がします・・
体育館でも 全部、記録するみたいです。
すると 横に 僕のカバンが 運ばれてきて 僕は、苦しみに耐えながら 上体を起こし、上だけ Tシャツに着替えました。
そうして 両側から 肩で支えられて 立ち上がって、ケンケンをするカタチで 外に出て、先生の 車に乗せていただき、救急病院に到着。
ここまでの 処置も 早かった。 更に もう一人の方が、病院に 駆けつけて下さって
喉が カラカラの僕に 水をあたえ・・ それを ゴクゴクと飲み・・ その後、気を落ち着けるため、缶コーヒーも 買っていただいて・・ そうして、レントゲン撮影が終わって、受診していただいてる時も、診察室に入り、レントゲン写真を Iphoneで 撮って記録して
更に 店まで連れてきてくださり、ポットの電源だけ 外して、その後も 自宅までも 送ってくださって・・(泣)
大変、ご迷惑を おかけしてしまいました。
結局、見える範囲での 骨折はなく、病院の先生が、痛くない 角度で、足を固定して くださったので、その晩は、何度か 痛みで目を覚ましたものの、ちゃんと 眠ることが出来ました・・
ビニールで巻いて 痛みに耐えながら シャワーにも入りました。
皆さん、新聞 や ニュース などでも ご存知とは 思いますが・・
現在 怪我をしない! させない!! を 目標にする 日本柔道
でも、さすがです!! 怪我をしたときの 迅速な対応には ひたすら感激している次第です。
怪我から 自分を守る
相手を選んで 練習する!! これは危ないと思ったら 勇気を出して「お相手 出来ません!!」と断る!!
疲れたら 「すいません 僕、疲れたので 休みます!!」 と言う
学生は 無理かもしれないけれど、社会人は そうして 身を守るのです
こんなに 激しく、ダイナミックな武道なのに 怪我をしない!
怪我をしなければ・・ ずっと練習できる・・ つまり その方が上達が早い
ディフェンス・・ 怪我をしない道!!!
それが 何もわからない 僕が、今、見える 精一杯の 柔道の姿です・・
すごい! すごい! すごい! 柔道の破壊力!
その中で 怪我をしない! 怪我をしない! 怪我をしない!