今日は、気空術 という武道の 講習会に行ってきました。 少林寺の先生の方には ちゃんと 行くことを報告して、行ったんですが、「あとで (どんな感じ だったか?) 教えてね!」 って 言ってたんで、しっかり 練習して来ようと思いました。
氣空術 というのは、解りやすく言えば 空手と 合気道のコラボ・・って言えるのかなぁ・・
空手家の 畑村洋数 先生が、空手を 筋力から成る 力でやる! っていう方法に 年齢と共に 限界を感じた時期があったみたいで、 長年にわたる修練の結果、 筋力に頼ることのない「合気の技」を用いて戦う技法を編み出したようで それは、この動画のような武術なのだそうです。
この動画の中で、座ってる人が、クイッ!っと 掴まれてる手を挙げると、相手の人が 立ち上がっちゃう技があるじゃないですか?
これが、武道をやっている人なら ほとんどの人は 知ってる技法で 「合気上げ(あいきあげ)」 っていう技法なんですね。
合気上げ が 出来ないようだと・・ 柔術系の 武術っていうのは 話にならないんですね!!!!
ただし・・ここで・・言っておきたいのは、逆に 合気上げ が出来るからと言って! ・・
ええぇぇと・・ 合気上げ だけが出来ても その後の 投げや その後に続く 技法が出来なくては どうにもならないんですよ。
これは、合気道 を習っていて、「合気上げ」 だけを 覚えた 車いす の 青年 が チンピラ達に チョッカイをかけられている動画なんですが・・
いくら何でも 身障者の人が、健康な人と戦うのは 無理があると・・ 身を持って知らされた 車いす青年でしたが・・
しかし、その後も 心優しい 先生のもとで 合気道 の 練習を コツコツ と 続けてゆきました・・・
そんなある日、青年が通う 合気道場と、悪質な空手道場の間で ちょっとした トラブルが起き、青年は 空手家の先生と 道場の運命をかけて 試合する 事になってしまいます。
ところが、青年の先生は、落ち着いていて 「いいですか 怖がらず 正面から 相手と 「気」を合わす。」 と 指示を出すではありませんか・・
これ、なんで、手首をつかんだところから 始めるか? っていうと、昔の お侍さんの 剣術から来てるからなんですよ
手首で 出来るようになったら その応用で 他の所を掴まれても 使えるようになるそうです。
本当に凄くなって来ると、こっちは、手を まったく 使わずに 一方的に胸を掴んでる相手が 勝手に 揉んどり返って 投げられる! そういうところまで行きます。
これは、高度で 繊細な 皮膚の操作 を用いて 相手に反応させてしまう技で、完全な 筋肉の脱力を 要求される技法なのだそうです。
それで・・ その脱力というのが、なかなか 出来ない・・
それを練習するのに 一番の近道が、相手との緊張を解く・・ 例えば、「相手を憎むんじゃなくて 愛する」 であるとか・・ 手を差し出すときとかも、「えいっ!」 っとか、「うりゃっ!」 って感じじゃなくて・・
スッと・・「今夜、一杯 どう?」 って感じで 手を出すと・・ すっごい軽く 技がかかったりする みたいです。
それで、それは、決して 投げ技だけじゃなくて、畑村先生は 空手の先生だから 受け、すなわち ディフェンス にも 使うんですよ。
相手の攻撃を 受けた時に、皮膚一枚 わずかに スライドさせて 合気が かかった 状態にして、あとは完全に脱力して 腕の重さだけで ブラーン とすると、相手は 巨大な重量 を かけられたみたいに ガクーン と 崩れていくんですよ。
その他にも いろいろ あるんですけれども 追々触れていきたいと思います。
でも、やはり、今日一日で、合気上げ と 合気下げ が 出来るところまでは 行かなかったですね・・
今日の講習では なんだか 凄い難しいような 感じがしました。
でも、先にも書きましたが まず、これが出来ないと 話にならないんですよね
なので 頑張りたいと思います。