この動画は、とある方が、亡くなった母の遺品の中にあった手紙を解読したくて テレビ局に依頼した話で・・・
この方が生まれたのは 父親が戦時中に戦死した後 なのだが・・・
だから もう 本人は、おじいさん になっているのだけれど、2通あるうちの 1通が、もう 読めないくらい 痛んでしまっていて
その読めない部分で どうしても知りたいのが、父が戦場で 自分が母の おなかの中にいて、身篭っていた事を知っていたか? どうか? で・・・
もう それが、知りたくて 知りたくて・・・・ 何十年もたった今でも 強烈に それが 知りたくて どうしょうもないらしく
それで・・・ その手紙の中に 「身重」 と書かれているように 見えるような? 見えないような部分があって・・・
やはり、ご本人の中では、 相当、悲惨で苦しい最期を迎えたであろう父が その時、 自分が この世に もうすぐ産まれる・・・・ という事を 把握していてくれたらな〜〜 という思いから
手紙の そこの部分が、 「身重なお前を・・・ (または、お前が・・)」 と 書いてあったらな〜 という願いがあって
解読をお願いしてみたのだけれど 拡大してみても
どうも 「身重・・・・・」 ではなくて 「・・・実・・・・・」 と書いてあるように見えるのだ。
そう言われてみれば 確かに 「重」ではなく どうも 「実」 って書いてあるような・・・・
あと、最後の 4行も ぜんぜん 読めないのだ・・・・
しかし、手紙は鉛筆で書かれていて 鉛筆なら 鉛筆の芯に含まれている 炭素を探って画像処理してみたら うまく写るかもしれない という事で 精密に分析してみることにしてみた。
これが、果たして 読めるように分析できるのか? どうか?
今から 50年以上も前、戦時中の激戦地・・・ 父から母に宛てた手紙・・・・・ なんて書いて送ったのか?
他人の手紙だけど 興味あるよね。 しかし あの激戦地から よく、日本に届いたな と思う。
考えてみたんだけど 歴史って 何なのか? っていうと 実は、一人ひとり の人間の集まりなんだな・・・
人々の 気持ちの 集まりなんだな って思った。
もう この手紙を書いたときには 生存率ゼロとわかって書いた。
そして その後、 戦争中に産まれた 一人の男の子が こんな おじいさん になっても
どうしても・・・ どうしても・・・ 自分の出生の秘密を知りたくて・・・
歴史は、今を知るために勉強するというけど
過去の 大昔の人が書いたものを こんなになって分析するのって 無駄ではなく 本当に大切だなって思った。
戦争中に 引き裂かれた ひとつの家族の 絆になる たった一枚の 古ぼけたハガキ・・・
多くの人が命がけで 日本に届け 数十年後 多くの人が必死になって開発した 先進の技術で 一人の兵士が日本にいる妻と子に届けようとした 気持ちを現代の人に届ける。
同時にそこから 戦争の 悲しさ 残酷さを多くの人は実感する。
それを知って 受け取り方は 一人ひとりちがうけど・・・ 語り継ぐことの いかに大切な事か・・・・
その後、日本は平和になったよ お子さんは無事に大きくなって、スッゴイ!日本を造ったよ!と伝えたい
今日は、動画の中でも流れていた、平和な日本の この曲を聴いてください・・・
ああ なんか立派なスカイツリーより 東京タワーの方が良く見えてきた・・・・(泣)