サムライ駒野 本当によくやった!
日本 VS パラグアイ 、 最後のPK戦・・・
サムライ ジャパン代表の 駒野選手の放った 選手全員、日本全国の人達の 祈りを込めたシュートは、無常にも ゴールポストにあたって宙を舞った。
この瞬間、日本のファンからは、悲痛な叫び声があがった。
しかし、みなさん 試合に敗れたのは、残念だったが、我々のチームの駒野選手を責められるだろうか?
ワールドカップ ここまでの試合で、 いったい、何度、駒野選手が日本の 決定的な危機 を救ってくれたことか。
守って 守って 守り抜いて! 死力を尽くして 我々の為に闘ってくれた。
日本人 一億三千万の願いを そのプレッシャーを背負ってくれて その 全員の魂を込めて 放ってくれたシュート!
そのシュートをはずし 泣き崩れる駒野選手。
他の選手達も その駒野を かわるがわる抱きかかえて 激励した。
「お前のせいじゃない!」 本田選手も 「駒さんを責められない!」 と言う。
考えても見てほしい。 ここ数日の日本のニュースで、罪を犯した人が 自分のやった事を本当に反省している人、 どんなに 惨め でも みんなの前で ズタズタになって 「 すまない 」 と正直に泣く人がどれだけいた。
税金をごまかしたり ワイロを送ったり受け取ったりした政治家達。
賭け事をやって やっていないと嘘をつく スポーツ界の人達。 みんな 「知らなかった」 「私のせいじゃない」 みたいな態度をとり シラをきろうとする。
悪いことをしている人は、堂々としているように見せた方が、 身が潔白のような印象を人々に与える と考えるそうだ。
駒野選手は 悪いことなんか ひとつもしていないし・・・ そう思っている人がいたら 大きな間違いで、事実は逆だ。
長友たちと 世界の一流選手を封じ込めた守備対応能力 それも試合を重ねるごとに安定度を増し ワールドカップでは、守りの選手なのに 時には 果敢な攻め上がりまで魅せてくれて みんなを驚かせた。 それ程、必死に闘っていたのだ。
駒野選手だけではなく 今大会では、選手全員が、それこそ全員、死ぬ覚悟で格闘していたのは、誰が見ても解りきった事で、 それだからこそ 誰、一人として駒野を責める選手がいなかったのだ。
それだけ必死にやったから 本来なら全部 日本より格上のチームに快勝して勝ち登ったのだ。 以前のベスト16より 結果は同じでも 中身は遥かに価値がある。
「日本が相手ですけど どう思いますか?」 という質問に バカにした笑いを浮かべる世界が、目を丸くして
「日本は変わった・・・・・」 と、言わしめたのだ。
世の中 悪いことをしている悪人がシラをきり たいして罰せられることも無いのに
一生懸命 練習して 精一杯みんなの為にショートして散った駒野選手が、責任を感じ 「みんなにすまない」 と号泣する。
誰も責める人はいないのに 責任を感じ世界中のカメラの前で、号泣する駒野選手は、さしずめ すべてを背負い 自分だけが腹を斬る サムライ のようで、見ている我々のこころが傷む。
こころから 駒野選手に ごくろうさま そして ありがとう を言いたい! (涙)
この前から ちょっと きつい事、書いているけど・・ やっぱり日本のメディアって変だと思うぞ!
今度は、駒野選手のお母さんを 吊るし上げる。 お母さん 関係ないだろう! なんか、犯罪者みたいだな。
メディア 「お母さん、 息子さん PKはずしちゃったねぇ。」 ・・・・
お母さん 「残念です」
メディア 「日本国民 みんな がっかりしているよ。」
「 本当によく ここまで やってくれた と言ってあげるだけです。 」
マスコミから責められ こずきまわされても たとえ 世界中敵にまわして たった一人になったとしても 息子に 「よくやってくれた。」 と言ってあげる 貴女は立派です。