夜の仕事でトラブルがあった。
先日、雪の降る日に 道路と隣接する駐車場に車を乗り入れる際、下回りを擦った。
雪の上に車輪の跡があって 何度も出入れした後があったので、まさか、その下に縁石があるとは、思いもよらなかった。
もっと、雪が固まれば、まったく問題はなく なめらかに上がれたのだが、 なだらかなスロープに見えた出入り口には、段差があり、雪も まだ柔らかかった。
衝撃は、軽かった。
お客さんは外にいて、少し目と目があったが、その時は何も無く終わった。
何日か経って、バンパーが下から突き上げられて、キズがついていた事が判明した。
以前、他の人が、車を擦った時、その人に課せられた、免責 つまり、支払わされる額が
rerieverがそこで稼ぐ ひと月分の 金額だった。
別に小遣い稼ぎと考えれば いいのかもしれないが・・・
深夜、働いて、コツコツ 増やしていたのに 今月の収入、全部取り上げられるのは、結構つらい。
そう思っていた矢先、今回の修理代は支払わなくても良いから 正月は、びっしり出てほしい。
と、要請を受けた。
うちの代行は、報酬の割には人使いが荒い・・・ いや、荒すぎる。
それで、年末にやめた人が数人いる。 しかも、retrieverが知る限り、この10日以内で 出勤一日目で やめた新人が、ふたり いる。(笑)
やめて あたり前なのだ。
自給800円で10時間から12時間、休憩時間無しで、午後7時から 朝の7時まで仕事させられ
法律上の問題から 8時間以上働くと 1時間分の自給をひかれる。
つまり7時間半 働いた人は、6000円・・・・ 自給800円 × 7・5時間 = 6000円
8時間 働いた人は、5600円・・・・ 自給800円 × 8 時間 − 800円(意味不明なマイナス) = 5600円
7時間半で終わった方が、多くもらえるのだ。
明け方の8時間目の 疲れた頃に 別に悪いことをしている訳でもないのに 必死で働いているのに 引かれる この800円は精神的に辛い。
また、「ひろい」・・・ 或いは「立ちんぼ」 と呼ばれる 辛い仕事がある。
これは、キャバレーなどの呼び込みと同じ行為で、氷点下10℃という極限状態の中 すすきの の駐車場の前で 「自動車代行使いませんか?」 と まるで捨て犬のように 拾ってくれる人を探し続ける。
厳密に言うと 多分、運転代行とはいえ 完全な 路上での呼び込みだから 犯罪なのだろう。
その情景は、ちょうど、マッチ売りの少女 を思い出していただければ 解るだろう。
ひろってもらえない時は、何時間も何時間も・・・・・
一日でやめた人達は、7〜8時間、休み無く運転地獄を強要され、午前2時か3時頃から これを・・・つまりマッチ売りの少女を明け方まで強要され
しかも疲れて事故ったら、多額の賠償金を取るぞ! と脅され ・・
その他にも 一昨日、追走車の おじいさんドライバーが、無理に酷使されて スピンして対向車線に突っ込んだ。 道路わきのポールを二本なぎ倒し 雪山に突っ込んで動けなくなった。
そして誰も いなくなった。
それで、retrieverに こすった賠償金を取るぞ〜 ああ・・・ それか〜 お正月、働くか? だなぁ〜 となったらしい。
retrieverが働くことになると その直後、すぐ、もう一回、電話が来て 「今、電話が来たのですが、 お客様の車のキズは大した事なかった との事でした。」 といわれた。
ただ、retrieverも 昼の仕事が本業なので 身体を壊さない程度に そのつど相談しながら シフトを組んでもらう事 負担の少ない 途中で帰れる 2号車扱いで仕事させてもらう事
また、バイト料に関しては 今後考え直す事 などを条件に出して 了承してもらった。
深夜で自給800円なら 事故の可能性のないコンビニのバイトの方が良いではないか!
いよいよ 無理なようで身体を壊したら そうなったぞ と 言ってやろう
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