ファラ・フォーセット 好きでした
『チャーリーズ・エンジェル』 といっても 今のではなく、初代の三人のひとり。
当時はファラ・フォーセット・メジャースという名前だった。
そのメジャースという名前は、これも 同じ頃 『600万ドルの男』 のスティーブ・オースチン役のリー・メジャースの奥さんだった為だった。
アメリカでは、映画俳優とテレビシリーズの俳優の徹底した区別がある。
ファラは、映画にも出てはいたけれど、 どちらかというと、テレビシリーズの女優さんという認識が強い。
しかし、映画女優を遥かに超える テレビ女優 いや、そんな次元を飛び越えていた!
個人的には、かなり好きな女優さんだった。
というよりも retrieverの中では、『バイオニック・ジェミー』 のリンゼイ・ワグナーと並んで、世界十大美女の ひとり。
その後、リー・メジャースと離婚後、ライアン・オニールと付き合ったが、それも かなり昔のはなし
ライアン ファミリーは、本当に問題の多い一家だったが、亡くなる時はライアンに看取られた と聞くと、ちょっと胸を打たれる。
同じ乳癌を克服した 初代チャーリーズ・エンジェルズの ケイト・ジャクソンとジャクリーン・スミスと並んで立つ姿が近年あったが、
なぜ、三人とも 若く美しくいのだろう? ファラはこの時 60歳?
左からファラ・フォーセット ケイト・ジャクソン ジャクリーン・スミス
おもうに 女性がいつまでも美しくいられる法則は、生き方 なのかもしれない。
もちろんファラも 若いときは もっと、綺麗だった。
輝くブロンドの髪の毛 小麦色に焼けた肌 眩しいような白い歯
当時、彼女の髪型が世界中で流行した。 ファラカットと呼ばれるヘアスタイルだ。
また、流行るぞ! 絶対だ!
以前、ハウルの動く城の時にも書いたけど、特定の人達が美しいのではなく、すべての女性は自分の内に 「どんな魔法」よりも強い 自分を美しくする力を持っている という良い例だ。
実は、今日聞いたはなしなのだが、
ファラは闘病生活するにあたり 抗がん剤を飲まなければならず、
あの眩しいような 自慢のブロンドの髪が 抜け落ちて見るも無残な姿になったというのだ。
どんなに 絶望した事だろう。 そして、自暴自棄になったり そうかと思うと 逆に強い意志で闘病したりを という事を交互に繰り返していた。
ところが そんな時にも かかわらず、 必死で看病する あの普段はハリウットの悪たれ ライアン・オニールに 伝えた一言・・・・・・ その一言は全米を泣かせた というのだ。
「私を・・・・・・ 生かして 一秒でも長く・・・・・」
これ、当時の『チャーリーズ・エンジェル』を知っている人なら思うのだけど
ファラが演じた どんな時でも前向きな女性 ジル そのものが、言いそうなセリフではないか。
今日は、誰がなんと言おうと、ファラ・フォーセット三昧だ! わかったな!