星占いはホロスコープ(チャート)を読んで、未来の事を占う技術。
古代バビロニアを発祥の地として、今や世界中の人たちが、雑誌や新聞に載っている自分の星座の覧をみながら楽しんでいる。
みなさんの中にも自分で、星を読める人もいるかもしれない。
ホロスコープは、天体の配置図、惑星、黄道十二宮、十二室、角度・・・・この4つの要素で構成されている。
つまり、太陽系内の太陽や惑星、衛星、小惑星などの動きと、地上の人間社会のあり方を 経験的に結びつけて、まとめた集大成が占星術ともいえる。
星占いの事をよく「12星座占い」というふうに呼んでいる事があるけど、この12星座は、どのように振り分けられているか? というのが、今日のポイント。
例えばretrieverの誕生日は1月28日だから、12星座では1月21日から2月18日 生まれの水瓶座になる。
それで、水瓶座の覧を見ると、今月の運勢が、いろいろと でているわけだ。
ところで、この時期に生まれた人達は、なぜ水瓶座なのか? これは、さっき触れたホロスコープの要素のひとつ、黄道十二宮が、関係してくる。
地球の横道、つまり天球上における太陽の見かけの通り道の事なのだが、この横道は、天の赤道に対して23.4度傾いている。
簡単に言おう! 太陽を回る地球のイメージを思い描いていただきたい。
この地球は若干斜めに傾いて自転している。
この 斜めさにより冬になったり夏になったりする。
しかし、斜めを無視して、包丁でスパッと真ん中で真横に地球を切っていただきたい。
この面の角度が、横道である。
この角度にある周囲360度にある星座。 これが12星座なのだ。
そして、その中で、自分が生まれた時、太陽にかさなって見えなくなっている位置にある星座、 これがあなたの星座だ。
横道12星座
ところが最近、このホロスコープの読み方は、星占いが出来た時代、つまり2〜3000年前の読み方のままで 現在はズレてしまっているという天文学者の意見もある。
星座や星は地球の地軸のズレ、星同士の微妙な位置関係のズレ 時差によって1年間に約50秒3ほどズレてゆく。
現在では、かなり昔とはちがって、横道に12星座以外にもうひとつ別の星座が入ってきている。
だから、本当に正確に 星占いをする・・・・・・とすると この第十三番目の星座を入れて、天体の動きを読むのが正しい訳なんだな・・・・・・・・・・・・・うん。
第十三番目の星座の名前は、「へび使い座」
これが、最近話題になっている「13星座占い」だ!
13星座占い ← クリック
12星座占いと比較して、少し ずれてくる。
12星座占いで水瓶座だったretrieverは、今度は「新やぎ座」になる。
この十三星座占いは、キリスト教圏では、13という数字が嫌われる為、普及しないでいる。
日本では、最近、人気が高くなってきている。
こっちの方が正しいから 正しく占いたい という事で。
しかし、例えば僕なんかは、けっこう自分の水瓶座というのに愛着もあったりする。
じゃあ12星座占いは駄目なのか? という話だけれど、 そんな事もないのだ。
もともと横道12星座は春分点を0として、横道を12等分した方向力学。
暦のようなものに過ぎず。
占星学は別の技術として存在していた。 それを 後になって無理やり12の星座に当てはめたものであるから、
今、話題の13星座でも 古来の12星座でも 後になって割り当てた概念という事に変わりはない。
どちらを信じても 自由 と、いう事になる。
けれど、どちらを信じるにせよ みんな それぞれ、夜空に自分の星座をひとつ持っている。
それだけでも、 夢があっていい。
ただ、星だ・・・・・・・で、終わるのではなく 神秘的な何かがありそうな 何だろう? 何か不思議な力が働いてそうな と興味をもって見上げるのでは、全く違う。
神秘的な力は、ある! 目に見えない 時間や重力やそれぞれのまだ発見されていない粒子達・・・・
天文学者達の中には 星占いを否定する人も多いけど・・・・・・はじめは、そこから発展してきたんだから 必要だと思うな。 勉強しやすいし ホロスコープも・・・・・宇宙(そら)の地図。 個性ある星座達は、みんなMy storyを持っている。 その、すべてを聞き終わって、1年間、移り変わっていく星図を読みきったとき・・・・・・
終わりと思うかな? 実は、そこから、新しい物語がスタートするのだ。
自分のお誕生星座を見たことのない人も多いと思う。
街に住む人は、自分の星座の中の明るい目印になる星が、必ず ひとつは あるから、まず それを見つける方法を知ろう!