緑道

札幌の花屋さんのブログ いろんな事 書いてます。

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2020.06.29 Monday

新・小別沢トンネルの 黒い奇妙な靄(もや)

 皆さん、本日お話しする怪談は フィクションということに させていただきます

それでは、始めます

 昨日、夜の7時過ぎ頃、私は 気分転換に 一人、夜のドライブへと洒落込みました

札幌市の観光名所である 旭山公園へ車を走らせ 駐車場に車を止め 少しの間 考え事をしていました。

蝦夷梅雨(えぞつゆ)が続き、 ぐずついた天気で 嫌気がさしていた私は、窓を開け 車内の空気を入れ替え帰路につくことにしました。

もう 遠くでは、すすきの などの街の灯りで 低い雲が ほんのりと 怪しげに照らしだされていました。

 月の光も無く、その日は 街全体が 深い悲しみの淵に沈みこみ まるで泣いているかのようでしたので、私は、車の窓を閉め 近道をして帰ることにしたのです。

山から山へ・・  水子供養など・・ この辺りにある いくつかの 訳ありな寺々を縫うようにして走り、車は シトシトと降る雨の中、新・小別沢トンネル へと差し掛かりました。

 改装工事される以前、ここは、札幌市でも有名な心霊スポットの ひとつで 子供のころは、よく 遊びに来ていました。

大勢で 写真を撮って何か 写ったとか・・  写らないとか・・

 当時は、今のような明るいトンネルではなく、岩肌の見えた いかにも 恐そうなトンネルだったのです。

旧・小別沢トンネルというのが 別にあって 心霊が多く出るのは そっちの方なのですが、

その近くの 今、車が通行できる 明るいトンネルを抜けたとたんに、それまで、私の後ろを 落ち着いて走っていた ツーリングワゴン車が けたたましいエンジン音を上げ 急に加速して・・

 私の車を追い越し 狂ったようなスピードで 山間の道を蛇行しながら走り去っていったのです。

 その運転たるや 猛スピードで、あわてふためきながら 路肩に ぶつかりそうな 危うさではありませんか。

実は、その車が 追い越してゆくとき、一瞬、私は「あれっ?」っと 何かに気が付いたのです・・

後部ハッチバックの 辺りに 何か黒い靄(もや)のようものが 纏わり憑いているのが見えました

 水しぶきもあり、ハッキリと見えない中で よく目を凝らしてみると そのシルエットが 痩せこけた獣 のように 見えたのです

  そう・・  何かが・・  いや・・  痩せこけた女のような 得体のしれない おぞましい何か・・

   ガリガリに痩せた 人ではない 凶暴な・・

 「あ・・ あれ・・ヤバイ奴じゃん・・」

  「だっせぇ〜・・  あいつ 採り憑かれてやがんの・・」

 そう心の中で 呟いた私は ふと・・  奇妙な気持ちにとらわれました

  強いストロボが突如 発光して フィルムが逆回転して 過去に引き戻される感覚です

   遠い昔・・   ずぅ〜っと以前・・   子供のころ、同じセリフを ここで つぶやいたような・・

 それが、何なのか・・?   思い起こそうとしても 頭が ボ〜〜っとして、なかなか思い出せないのです

   きっと、走り去る車が巻き起こした気流が 雨粒を大量に巻き込んで、あんなふうなモノのカタチに映ったのでしょう・・(笑)

 ドラマチックな心霊ドラマを 心の中で ふと・・ 思い描けてしまう自分に 今は余裕すら感じられます(笑)

  というのも・・ あの車に乗っていた人たちが、どのような 数奇な運命を今後、辿ろうと それは、私には まったく関係のない話だからです

  気の毒に・・  とは思いました・・が

 くれぐれも この物語は フィクションですので・・  どうか お間違いのないように・・

   (僕は 知っている・・?   あの人のことを・・?)

      


2020.07.07 Tuesday

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