緑道

札幌の花屋さんのブログ いろんな事 書いてます。

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2017.01.08 Sunday

江戸時代 の 花屋さんについて

 僕も 江戸時代に 生まれていたら こうして 花を 売っていたのかなぁ?

江戸時代の 花屋さんって 店売りしてるんじゃなくて、天秤棒に 花を載せて 移動しながら 売りさばいていたんだそうです。

  「 これが、僕 の 店さ 」 みたいに・・(笑)

 当時、花売り は、結構 いき な 商売 だったらしく、歌舞伎の 役者さんたち が、花売りに扮している 浮世絵 なんかが 描かれていたりしたらしいです。

     江戸時代の花屋4       江戸時代の花屋5    

上の 二枚の浮世絵 は、 イケメン役者さん 達の ・・ 今でいうところのポスターです。  他にも 役者さんたちの それぞれ が 様々な 職業を 演じているところが 飾られていたらしいです。

  花屋さん というよりは、植木屋さんっぽいですね  でも、切り花 も取り扱っていたみたいですよ。

               江戸時代の花屋8

 こうやって 売っていたんですね〜  仕入れは どうしていたのか? というと 当時の 江戸の外れの地域、染井 や 巣鴨 や 向島(堀切?)周辺が  花の 卸売市場 として 発達していたようで 桔梗等の切花 や 朝顔等の植木苗を 出火していたようです。

  でも 多分、江戸の花屋さん達も、森 や 道端 で、自分で切ったりして ニーズに応えていたのではないでしょうか?

 どこに どういう木や 草花 が 生えているか・・ どれだけ知っているか? も、腕の 見せどころだったはずです。

  僕は、花屋をやっているんで解るんですけど

 いけばな や 茶道の花は、季節の先取り・・・  つまり 今は、その辺に咲いていない 次の季節の花を 使うものなのです。

  だから 普通に探してたら 仕入れるはずはないんですよ。

 1 カ月 未来の花 を入れるんですから・・

  だから 例えば 夏の終わりごろであれば・・  真緑 の山の中で、一番高いところ・・  もしくは、森などで 一番、冷える場所で・・  広大な、緑 緑 緑 の中で 一本だけ 一番最初に 紅葉して 赤くなる枝 を 切って来るんです。

 そうすると、茶室に入ると、外は 真夏の世界なのに そこは、1 カ月 先の 別世界・・・

  花瓶に 一本だけ挿された 真っ赤に 紅葉した枝・・ という タイムマシーンで、一カ月先の世界を体験するような そうした 感覚を手に入れる事が可能になってくるわけです。

 だから 多分、当時の 花屋さんは、やまどり さん や 農民の方達と 仲が良くって いろいろ 花や枝を 工面してもらっていたんだと 思います。

人気商品は、江戸六花と呼ばれた 椿、シャクヤク、花ショウブ、朝顔、菊、サザンカ など・・・
  縁起物=秋の七草などや,梅枝・・・ 春の七草・・だったようです。

  十五夜の頃には ススキ や ほうずき なんかも 売られていたのかもしれませんね・・

  あと、武士(武家)は椿が苦手・・・というけれど、徳川家は なぜか 椿が好きだったみたいです。

 徳川家光の頃、江戸は椿ブームだったらしいですね

  今でも そうですが、シャクヤクなんかは、お祝いに使うのは NG ですからね・・・

 あと 花屋さん は、当時の一般階級で、禁止されていた 技術書を 出版することが 許されていたようです。

    もちろん 花屋のものですから 花の手入れ方法や 育て方が 書かれたものです

 技術書は、当時は武士、僧侶などの知識階級位しか出版する事が出来なかったものですから、これは、特別な 許可らしいんです。

 最後に 江戸時代の花屋さんの 資料として、写真が残されているみたいなので、それを 展示します。 

   昔は、絵描きさんが 写真屋さんになったんで、ご丁寧に 筆で 色まで付けてくれてるものもあるようです。 貴重な記録ですね

   これは、モノクロですね・・  竹筒に水を入れて 切り花や 枝も 並べているようですね

            江戸時代の 花屋

  これは、色が付いています、え〜 南天 に オモト・・ それに 路地菊・・ これは、完全に お正月の花 ですね・・ 

    それにしては、寒そうな着物に見えますが・・・

   これ・・・ しかも オモトは、一種生 として 活けてるんじゃないかな・・?   真 副 体 しっかり 整えてるように見えます。

            江戸時代の花屋2

  これは、迷うことなく 春ですね。  女の子が 桜の枝を 買ったみたいです。(笑)

   コデマリ がありますね。 左 中段、レンギョ か ヤマブキかな? 右の方の黄色いのは、ミモザアカシア か キングサリ でしょうか?

  ひとつ 気が付いた!  飾り方に 正面がありますね・・  こちら側、一方に 向かって花を飾っています。

  右上に 今の時期を代表する 花や枝を入れるのかもしれません・・  

  ここが、アイドルでいえば センターポジション なのでしょう。(笑)   この日のセンター は、桜ですww

             江戸時代の花屋3

  これは、もしかしたら・・  問屋さんの様子じゃないですか???

   この日は、すごい量の 菊だなぁ・・  お盆とか・・  お彼岸とか・・ 仏花のシーズンでしょうか?

                 江戸時代の花屋6

  これもねぇ・・  問屋さんで 撮られたものだと思います。  一見、娘さんが 朝顔を 買ってる写真のように見えるんですけど・・・

  垣根の向こうに 広がってる様子が、もう 完全に 鉢物の 問屋さん なんです。   鉢物の問屋さんって 今でも こんな感じです。

  問屋さんの前で、花屋は こうやって花を売りますよ。 的な写真を わざと、構図を決めて 撮ったものだと思います。

 すると、これ、女の子は 当時の市場(しじょう) で働いていた お姉ちゃん なんでしょうか?(笑)

              江戸時代の花屋7

 素焼き鉢 のようですね・・   現代と同じで、切り花と 鉢物に 分業されていたようですね。

  これは、それぞれの分野で、売り手が 専門的な知識を 兼ね備えていた・・ という事を意味します。

  切花を売る場合と 鉢物を売る場合で 天秤の 形状が異なっていますね。

  なぜ、店舗を持たず、天秤棒に 載せて 花を売り歩くのか? よく解ります!

   配達と、店頭販売が 一緒になってるんですね・・・   水なんかは、何処にでも川とかが あるんでしょうね・・

  あの・・  僕が、もし、タイムスリップして、当時の 江戸の町に 置き去りにされてきたら・・

  完全に 花屋は 出来ますね!!!(笑)

   一年間は、下積み として、何処かの 親方の下で 働けば、二年目からは 一人でやれます。

  春夏秋冬 一回り すれば、   出来ます!出来ます!

   お得意さんを 分けてもらうか?   自分で探して・・   最初は 死ぬぐらい苦しいかもしれないけど・・

 一軒一軒、門前払いされながらも (笑)  ここの 御上さんは いけばな を やっている! とか、 ここは、お茶花を飾る 店だ とか・・   徐々に 徐々に 増やしていって

  独立はしないで 使ってもらった方が 楽ですかね・・(笑)

  最初は、先輩のお兄ちゃんに 叱られながら 一日 一日、天秤棒担いで 回るコースを教えてもらって・・・  お得意さんの顔を  覚えて・・・

  終わったら ひと風呂 浴びて・・   そのうち 友達とかもできて・・・(笑)   小遣いで お稲荷さん でも食って・・

  花屋って いいなぁ    何処に行っても  どんな時代に行っても 花屋で適応して生きていけそうだな・・・

 普段、テクテク 歩いてても 今と同じ!   「おい! おい!  花屋さん!!」 って その辺で 声をかけられる (笑)

 


2018.11.18 Sunday

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