緑道

札幌の元花屋さんのブログ いろんな事 書いてます。

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2023.12.25 Monday

『52ヘルツのクジラたち』を読んで

 これも 本屋さんで 第一位 のコーナーに積み重ねられていた本

想像していたのと ぜんぜん 内容が違った

  読む前は、クジラが登場して  海洋調査船とかが 活躍する、美しい海の自然を舞台とした…  そんな感じの物語だろう と空想していたのだが

  ぜんぜん違った(笑)

 児童虐待 や 外に向かって声を上げられない少数派の人々の苦しみ を題材とした 重いテーマの作品だった

  親に虐待される…  っていうのが、子供にとって どれほど 辛いことなのか

  虐待されてる子供は、学校が大好きだ っていう話を聞いたことがある

  学校にいる時間は 安全

  親から 殴られない  ヤキを入れられない

  ご飯を 食べさせてもらいない中で、学校給食だけは 誰からも邪魔されることなく 全部食べられる 希望のひと時だったのに違いない

  親に 痛めつけられて、心を傷つけられて 最終的には 殺さされていった 子供たちは、夏休み や 冬休みに入るとき、どんな 暗い気持ちだったのだろう… と思う

   虐待している親は、自分の虐待を 恥ずかしいと思うようで 子供の体にできたアザを 隠そうとする

 半袖や 半ズボン  見えるところは痛めつけない

   見えないところに 傷やアザ  火傷の跡が集中する

  傷を先生に見つけられ、親に相談を持ち掛けられれば、その時はいいのだが

  あとで、「お前が チクったんだろぅ!」 と、2倍、3倍に 痛めつけられる

  だから、先生が親に話すのは 虐待児にしてみれば、いい迷惑だし、それ以後は 絶対に 隠し続けなければならない

 唯一、心を開けるべき存在であるはずの親から 徹底的に傷つけられ、痩せて 衰弱していって 最期は苦しんで 苦しんで 死んでゆく

  そういう子供が 後を絶たないのが、残念ながら 今の 私達の社会なのだ

 まわりが、保護しようと動いても  親権を手放さない奴(親)もいて

  そうなると殺されるか?  潰されるまで しないと…  虐待児童は解放されない

 

 また その他にも この作品の中では、声を上げられない 少数派の人の 葛藤が描かれている

  民主主義の 弱点は、こうした 少数派の人々が 無視されて 犠牲になることだろう

  民主主義では 数の多い者が正義なのだ

  北海道では アイヌなどの人種差別があるし、全国的に見れば ジェンダーの人たちだって 本当の自分になれず、隠している人たちも多いのではないだろうか?

 そうした人たちの、耳には聴こえない 52ヘルツの 叫び声が この作品の中には 満ち溢れている

     近いうちに  映画化されるみたいだね

    

  こういった 人々に聴こえなかった声や 叫びが、社会に届いて 国民が意識するようになれば

  世界を 変える事ができるかもしれないね

   札幌でも 痛ましい 虐待死の事件が起こっている

 子供は 死ぬまでに どんなに 苦しかったことだろう?

  この作品を読んで

 今は 一刻も早く 児童虐待 少数派への偏見が 社会から根絶されることを 心から祈っている

      『52ヘルツのクジラたち』を読んで

    


2022.11.26 Saturday

『はい、泳げません』(高橋秀実 )を読んで

 本屋で この本を原作にした映画の宣伝のVTRを見て 興味が沸き読んでみた

『はい、泳げません』   泳げない人にとっては 実に気になるタイトルである

 その映画のCMでは 綾瀬はるか さん 演じる 水泳の先生との 人生における やりとりや 主人公の家族との物語が展開しているように思えたのだが

  原作を読んでみると ぜんぜん そんな 日常生活のエピソードは 登場せずw ただただ 泳げない本人が 50m 泳げるようになるまでの葛藤が 面白可笑しく 描写されているだけだった

 …とはいえ 読んでみると そこそこ 滑稽で楽しめる

なにが 可笑しいって この主人公の 水に対する ナーバスさ が面白いのだ

 ゆらゆら しているのも   プールの底の しましま も  何に至っても この人にとっては ヤバいらしいw

先生から 「途中で立たない」 と言われているのに 立つ

 「なんで立つかな?」 と言われてしまう

苦しくても 立つ  上手くいかなくても立つ    

出来て感動しても立つ(笑)   本人は 立って感動したい のである

 水泳ができるようになるまでの ドタバタな努力も 可笑しい

スイミングスクールの他にも

  昔の人が 合戦で お城を攻めるのに堀を泳ぐ 技術 日本泳法 というものを学びに行ったり

  水族館に行って いろんな生物の泳ぎ方を観察したり

  深海潜水艇に載ってる人の話を聞いてみたりと

   水泳への道 というか…   変な哲学というか…(笑)

 水泳に対する 様々な ものと向き合ってゆくw

先生の教えは 前回 言っていた事と日を追うごとに 変わってゆく

 矛盾しているように思えるが

 それは 変わってゆくのではなく 進化しているのだというw 

水の中には スマホも PCも 持って入れない

  ネットや SNS から完全に遮断された世界

この小説を書くにあたり 取材の為 プールに行った作者が悩んだことは、水の中に ペンとノートを持ち込めなかった事だったという

 プールから上がって 後でノートに書くと 記憶が定かでは無なかったりで いろいろと辻褄の合わないところが出てきてしまったようだ 

 この小説の あとがき の中で 作者が こう記している

  彼女(先生)は 「わからないなら、わからないと言ってください!」 と逐一確認していましたが、なぜか私は「わかりました」と答えてしまうのです

ウソをついているわけではありません。

「わかりました」という言葉がつい口から出てしまうのです。

水中で、やがて私は気づきました。    日常的に使う 「わかりました」という表現は 「理解した」ということではなく 「もう勘弁して下さい」という意味なのです。

そして 「辻褄を合わせる」とは「言い訳を成立させる」ということに他ならない。

陸上を支配するこれらのキーワードから解き放たれることが、すなわち「泳ぐ」ということだったのです。

「水に流す」とはまさにこのことなのでしょう

 この映画は 脚本家の腕がいい… 素晴らしい  

  この原作のテーマを とても上手く表現している

      

           はい、泳げません


2022.11.20 Sunday

『運動脳』を読んで

『スマホ脳』を書いた アンデシュ・ハンセン の著書

  この本に書かれていることは 本当なのかなぁ?

昔、1日 6km 走っていたことがあるんだが 私の場合、ちっとも 頭が良くならなかった(笑)

 数々の実験が書かれていて テストの結果、5人中 4人に効果が…… とか…そんな書き方がされてるんで

じゃあ 自分は 残りの 5人中1人の方なのかな? とか  そういうことになる

僕らが 若い頃っていうのは 脳細胞って奴は 新しい細胞が作られることは無く 齢を隔てるごとに死んで減っていく一方だ…  とか…

お酒を飲むたびに 脳細胞が 何万個だか死んで だんだん 頭がバカになってゆく… なんていうのが定説だったんだが

 最近の脳科学では 脳細胞は 増やすことが可能で 加齢によって 記憶力が衰えるのも 抑制が出来… いや それどころか お年寄りでも記憶力をアップさせることも可能という研究結果が 出ているらしい

  それは 物凄い新薬によって可能になったわけではなく

 ただ 普通の 運動(身体を動かすこと)によって  というのが 驚きである

  筋肉トレーニングよりも  走ったり 自転車にのったりする 有酸素運動の方が効果あるらしいのだが

 どうなんだろうか?

   私は どちらも やっていたんだがが

     頭は 良くならなかった(笑)

  だから 信じられないな〜   この本に書いてあることが…

   本当かな〜

  ご興味のある方 本を読む時間の無い方は 今回も この動画を ご覧ください

    おおむね このとおりの内容のことが書かれています

   

 

        運動脳


2022.11.09 Wednesday

「花屋さんが言うことには」を読んでみた

 これから 花屋さんに なりたい人に お勧めの一冊

春夏秋冬 だいたいの流れが 解る

 それにしても 上手く 書くなぁ…   私にも 書けるかなぁ…?

せっかく辞めれた ブラック企業から 元上司の男がやってきて  

 今だったら戻って来ても大丈夫! 辞めた君が悪い! 皆んな 君が辞めた事に迷惑してるのに! 戻ってきても いいよ と言ってやってるんだ! みたいに言われる 主人公の女性

 その男性上司は 更に肉体関係を迫るようなことを言ってきた

これはマズいと…  そこに割って入ったのが たまたま その喫茶店に居合わせた 花屋を経営する女性  元男性上司を一刀両断にし、就職が決まるまで アルバイトとして 主人公を 花屋で雇用してあげることになった

 主人公は 花屋で働きながら 様々な人々と出会い 言葉を交わし わかり合い親交を深めてゆく

  巻き起こる 数々の出来事

 いにしえ より伝えられる 季節の花々にまつわるエピソードと共に…

人は自分を映した鏡

その中で 自分のセンスを活かした 仕事を 彼女は発見してゆく

 花の道を歩きながら 未来の可能性が見えてくる

  気になる男性が現れる  

 現れるのだが…

 そっちの方は ぜんぜん話が 進まない(笑)

   読者は思う  駄目だなぁ〜(笑)

  お〜い   誰か背中を押してやれっw

  この本の中で 唯一 歯痒いところが それだ(笑)

 あとは 読んでの お楽しみ というところかw

 ところで、花屋を物語にした作品を 書物で描き表すということは これまでにもあったが

 最近はスマホや ネットの普及により 作中に出てくる花を検索して すぐ写真で見れるようになった 

 例えば 作中に登場する「ゴッホの絵のひまわり」や 「モネの絵のひまわり」は今や 何処の花屋さんでも売られている

 これらの花が 作中で登場した時 ネット検索して 画像を探せば あっという間に イメージとして読者は受け取れるわけである

  だから この物語の中では そうした 「品種としての花」 という捉え方が中心になっている

  例えば、グラジオラスとか…   ミモザとか というふうに 花 それぞれの個性をうたって 物語に彩りを 添えているのだ

 そうした花々と 作中での物語との比喩が美しくて  見事に表現されている

   う〜〜ん   花を 文学で描くか…

  別の方法も  いろいろ ありそうだなぁ………

  みなさんなら どう綴るだろうか?

   何?  カラー写真を載せる?

  または アドレスを本に載せて ウェブ上に作品の写真をアップして検索してもらう?

   QRコード…… ???

    駄目だよ そんなの(笑)

     なんか ありそうだな

      ん? ん? ん?

      なんか閃きそうだ

     皆さん じっくり考えてみよう

        花屋さんの言うことには


2022.11.07 Monday

暖房節約に図書館 行ったら眠たくて(笑)

 朝から どういうわけか 眠かった

いろいろ用を済ませて 午後になって 図書館に行ったら 勉強する学生さんで いっぱい だった

 予約していた本は 家で読むことにして 今、読んでいる本を 読み始めたんだが

暖房が 心地よくて 眠たくなってしまったw

  勉強してる人達の中で 恥ずかしい限りであるw

 そのまま 夕方まで うとうとして ご飯を作る気にもなれなかったので イオンへ向かって フードセンターで天丼と そば を食べた

  その後、また眠たくなって ショッピングモールの吹き抜けの ソファーで ツリーや イルミネーションを見ながら うとうと した

 「人の暖房で暖まるのは 心地がいいなぁ〜」 などと考え しばらくの間 ぐったりして座っていた(笑)

  今も 少し眠い

 なんだろ〜な〜

  また 少し 調子が悪いかな?

  でも… 暖かくすると 心地がいいから そんなに心配することはないだろう

 とりあえず、睡眠をとります

 

 


2022.11.03 Thursday

現在 読書週間 本という名の自由を守れ

 本を焼いた国は滅びる といわれてきた

 そして 現実に これまで そうだった

 ここで言う焼くというのは ただ単に火で燃やすことだけではない

「この本に書いてあることは嘘だから読むな…」 とか… そういう圧力をかけるのも 本を焼くのと同じ行為だ

読書週間(どくしょしゅうかん)とは、10月27日から11月9日までの2週間にわたり、読書を推進する行事が集中して行われる期間 のこと

 幸いにして 私たちの国では まだ 自由に本を読むことができる

 本くん  君たちは どんな本であっても 胸を張って 図書館に並んでいていいんだ

   民主主義の国  日本

  しかし  いつか… 自分たちにとって 都合の悪い本を すべて 焼き払おうとする者が現れるかもしれない

   あの ナチ第三帝国のヒトラーも かつて それをやった

    そして 滅んだ

 私たちは どんなことがあっても 本を読む自由を手放してはいけない

  いや!  それを 護る権利があるのだ

   本なんて 読めるのは 当たり前だ

    なんて考えている君!   あまい!w

  これまでの歴史が示すように いつ それが崩壊しても 不思議ではないのだ

   私たちは 自由を  そして すべての人々が どんな本でも読める環境を

  決して手放してはならない

     

 

 


2022.07.22 Friday

ひろゆき さんの 「お金の本 死ぬまでお金にこまらない!」

 読んでみて わかった

この本は 若い人向けの本だった(笑)

でも どんな本でも どんどん 読んでみるべきだ と亡き父から言われて育った

 ましてや こんな時代だ  じゃんじゃん いろんなことを知りたい

2ちゃんねる で有名な ひろゆき さん の書いた本

 為になることが いっぱいあった

  わかっていることでも いろいろと問題提起してくれるから 考えさせられて 新たな 閃きが沸いてくるw

 楽しい!   老後は なんとかなる

  …っていうか 日本では 絶対 生きれるようになってる

  どんどん 生活保護は 貰うべきだし 

 国民全員が 喰いッパグレない ベーシックインカムに社会を持って行ってもいい

  最初は 一人あたり 7万円ずつでも 構わない

 ひろゆき さん が言うには 近い将来日本は超格差社会になるらしい

 人口の20%が 年収 1000万円以上の エリート族(その人にしか出来ない仕事をしている)

 残りの80%の 年収100万円の貧乏集団(誰にでも出来る仕事をしている)

  そうなると 年金をもらって 金のある 爺さん 婆さんが 被害に遭って金を巻き上げられるようになる(笑)

 年金をもらう 年寄り達は 別に働かなくてもいいのに 外(社会)に出たくて仕方がない

金なんかいらないから 「時給100円で働かせてくれ」と言って働くようになる

 そうすると 今の若者の時給 900円 や 1000円に比べて コストが桁違いに安くなるから 若者なんか 何処の企業も 猶更 使ってくれなくなる

 しかも 時給が そんなに安いなら 若者は 強盗や詐欺をやって 数十万 稼いだ方が リスクは高いが まだ 楽に稼げる

 悪いことなのはわかっている  でも そうした年寄りが そんなふうに作った社会で バイトを掛け持ちで 3つくらい やったって食べるのがやっとで 何もできない

ほとんどの 日本の若者たちは どんなに一生懸命 真面目に働いたって お金が無くって 結婚もできない

 ましてや子供なんか育てられない   将来の出世もない   恋人を作る時間も 遊ぶお金もない

 そもそも 日本人の給料は 韓国よりも下(安い)なのだ

  現に今 日本では高齢者を狙った オレオレ詐欺が急増している

 50年前は 国民が払った税金は 学校や高速道路を作ったり 新幹線を走らせたりするのに使われたが 

  現在 若者たちが 一生懸命働いた税金は 高齢者たちの 「老人医療費」に消えていっている

 会社も会社で 人件費を減らしたいものだから 若者たちを すぐ解雇できる非正規社員にしておいた方がよい という考えだ

  つまりもう 世界は 資本主義の限界に来ている ということらしいのだ

 その中でも日本は 不利な立ち位置にいるようだ

 これから普及しはじめる AIなんかは 人間が どう判断するか? という膨大なデータが あればあるほど 精度が高くなるようで そうなってくるとアメリカや中国みたいに 人口が多い国の方が有利になって来る

 では日本は どうすればいいのか? 

 日本は島国だとか特殊な条件が満たされているので それを最大限利用して ベーシックインカムのような 制度を利用して生産効率を上げるほうが よいのではないか と ひろゆき さん は いうのである

  ただ急に そうは行けないので 最初は 生活保護者の数を増やしてゆき 過渡期に来たところで ベーシックインカム(最初は 7万円くらいから)を導入する

 そうやって とりあえず、まず、生活を国民に保証してあげて それぞれが 自分を磨く… 技術を習得するとか 勉強をして資格をとるなどして 全員が個人能力を上げてゆく という方法である

 この本  時間が無い人は 絵のところだけ 見ていっても内容が解るかも知れない

  もっと深掘りしたい人は 文章だけで書いた本もある

 話の内容は無料動画で本人がいっていることと同じなんだけど 集中して読むと また深く 考えることができる

  読んだって 時間のかかる本じゃない(笑)    半日で読めるんだから

 価格は 1180円    父の教育で 本だけは 高くても買ってやる  どんな本でも読みなさい という家なので 金額なんて どうでもいい

 どんどん読むw

 読む時間のない人向けには この本を要約した YouTubeを貼ります   10分くらいで 内容が把握できます

   

             ひろゆき さんの 「お金の本 死ぬまでお金にこまらない!」


2022.07.21 Thursday

「同志少女よ 敵を撃て」を読んで

 ちょっと前に読んだ本   

どこの書店にも 山積みにされてたヤツ(笑)

 アガサ・クリスティー賞 受賞作品 というだけあって また えらく 引き込まれるストーリーだった

プロの作家が書いているんだと思って読んでいたんだけど、この作品が はじめての作品と聞いて 二度びっくりだった

 「同志少女よ 敵を撃て」…   この 敵というのが果たして誰なのか? ということなんだが

  最終的に 意外な存在だった…  というか…

   言葉を失ってしまう(笑)

 主人公は ウクライナの片田舎に住んでいた女の子  

この作品の中では 個性豊かな様々な 登場人物が活躍する

 元凄腕の女性スナイパーの教官  カザフスタン出身の娘、元貴族の娘、コサックの出の者 等々

 読み始めてから 物語が進行するのにしたがって 最初 味方だと思っていた者が敵であったり、味方になったりと…

  いったい 何が敵で  何と戦っているのか? 考えさせられるんだけど

  ナチスドイツが 旧ソビエトに侵攻した時、確かに女性達も銃を手に取って戦ったことは事実であって、女性にとっての戦争において

   果たして本当の敵とは何者なのか?

  その核心とは いったい何なのか? 

   それが遂に 終盤に明らかになる

  本当に 引き込まれる作品だったのだが 読み終わってみて

 う〜ん  とはいえ 女性たちの その後の生涯が ある共通する人生を送ることになってしまった  という そこが 少し ひっかかるのであるw

 だからこそ 幸せになってほしかったな…  と思うのであるが………

 まぁ… そういうふうに 受け入れられなく… なってしまった ということなんだろうな〜…

 

 作風そのものは ロシア文学でも 日本文学でもない

   強いていうなら 「機動戦士ガンダム」といったところであろう (笑)

 アヤ っていう名前の赤毛の 天才 狙撃手(スナイパー)が一人いて このコが活躍する章なんかは まさに 赤い彗星 さながらといえよう

  味方の男たちが狼狽して総崩れし逃走しようとする中  

  凄い   ひとり アヤが凄い凄い!    

    アヤ 凄いっ!

 敵味方 全員の目が この赤毛の小柄な少女一人に 釘付けにされる    

    

 あっという間に 一冊 読み終わってしまった感がある

  すごい作家が出てきたね   今後が 楽しみだ

   

 戦争は女性の顔をしていない…  とは よく言ったものだよな

  戦争は 絶対に するべきじゃない

  お勧めの一冊です

    同志少女よ 敵を撃て


2022.07.15 Friday

堀江貴文 ホリエモンの『ゼロ』を読んで

 面白い事をやろう

成功する方法 それは 努力する…というより ハマること

 ハマれば 一気に加速する

  自分なりに ハマるように工夫しよう

    そうすれば 楽しくなる

 やりたいことは すべてやれ!

 そうした「やりたいこと」を持ちながらも、最初の一歩を踏み出そうとしない理由は、あなたが「できっこない」と思っているから なんだ!

 それを実行する 一番 手っ取り早い方法を教えてやる

   それは ノリだ(笑)

 人生は掛け算じゃない!   ゼロから始めて 一歩一歩 小さな 1 を足してゆく

   1+1+1+1+…… の世界なんだ

 僕は この 堀江さん という人は いったい どういう人生を歩んできたのだろう? と 以前から関心を持っていた

東大卒で 刑務所には入ったことはあるがw その他の大部分は ずっと エリート人生を歩んできたのではないか と思っていたのである

 だが この本を読んでみて 本人なりの コンプレックスを持っていたり、多くの挫折を経験したりして ああなっていったんだな ということに驚きを感じた

 自分は ごくごく普通の人である と語っている

  小さな成功を 積み重ねていった事…  それが彼を作った要因だった

 みんな 出来ない 出来ない と言っていて どんよりとした人生を送っていていいのか?

 他人の時間を生きずに 可能な限り 自分の時間を生きる

  不安なんか 抱えていても しょうがないっしょ?w

 だったら 一歩一歩  1+1+1+1+… で この瞬間にも 進んで行ったほうがいい

  人生って ホント 面白いな… (^^♪

 そんなふうに これから なりたい人へ お勧めの一冊である

  書店で 衝動買いしてしまった(笑)

    

 

          「ゼロ」堀江貴文


2022.06.05 Sunday

『未来へ導く 1%の人だけが知っている 魔法の読書法』 望月俊孝 (著) を読んで

『未来へ導く 1%の人だけが知っている 魔法の読書法』

タイトルが長すぎる(笑)    (長いと検索で拾ってもらえないぞw)

  ちょっとした速読法が載ってるんだけど

 例の 目の動きを上下に高速で練習したりする奴じゃない(笑)

速読をするのには目的があって 何のために 15分で本を読みきる速読をしてゆくのか? というと

 その人の人生で 最も大切で 価値のある 1冊を 見つけるために

   だというのである

 ただし、言いたいのは 主に 実用書や ビジネス本、自己啓発書に重点を置いていると思われるのだが

  その一冊の中で 自分に必要と思われる 3つの要点を選び うち 一つは必ず 実行する というものだった

 読書をすることの価値と 読書をする時、脳の中で起っている現象 や 読書にお金をかけることの コストパフォーマンスなどが、数々の実験の結果をもとに説明されている

 本を読むというのは 人と社交しているのと まったく同じだということが 脳の研究で明らかになっている

 つまり 誰とも会わなくても 人と会話しているのと同じ効果が得られるのだという

 これからの社会の人は より 多くの本を広く浅く読んでゆく必要があると思うので  こうした速読で 片っ端から目を通していって 必要な本だけを 深掘りして読んでゆく習慣を身につけた方がよいのかもしれない

 人間が 人生で一番後悔する事は何か?

   アンケートをとると ダントツで一番多いのが

 学ばなかったこと(勉強しなかった事)なのだという

でも 本を読めない人で 世の中には 天才の人々もいる

 俳優の トム・クルーズなんかも そうなんだが

トム・クルーズのように 学習障碍児の人は 1000年 勉強しようが、1万年 勉強しようが 1行も 文章を読むことが出来ない

あとの教科は 数学も 理科も 社会も 耳で聞けば 全部 勉強できるようになるのだが、そういう人は どんなに努力しても 字を読むことだけが出来ない

 絵本すら読むことが出来ないのだ

  向き不向きもあるし 適性もある

 でも そういう人ではなく、本が好きで 金儲け をしたい人は この本を読んだ方がいいだろうw

  わずか 1000円か 2000円で書かれた本が 何千億円、数年にわたっては 何兆円と 売り上げをあげることになるのだから…

 この動画は この本に興味を持った人だけ見てください

 そうでなければ 見なくてもいいです その場合は 本日は これまで

      

             未来へ導く 1%の人だけが知っている 魔法の読書法

            


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