札幌コンベンションセンターへ行って 無人探査衛星 はやぶさ2 が持ち帰った 小惑星リュウグウのかけら を見てきた
いろんなものが展示されていて楽しかった
説明書きや 映像を見て はやぶさ2 のやってのけたミッションが いかに 素晴らしかったことか が実感できた
着陸のリハーサルを繰り返しながら 無人探査機や フランスとドイツが共同開発した小型着陸機もリュウグウに着陸させたりもした
ターゲットマーカーを 投下し、これを目印にして 正確な位置を割り出しリュウグウ表面に接近する
そして ついに リュウグウ表面に着陸
弾丸を発射し 巻き上げられた表面の土のサンプルを採取した
これが 第一回目のタッチダウン
次は リュウグウの内部の土を採取する
はやぶさ2 は計画されていたとうり いったん離れ 衝突装置を切り離す
衝突装置から 爆薬で放たれた銅の塊を 小惑星リュウグウ表面に打ち込み 表面の土をまき散らし クレーターをつくる
飛び散った粉塵がおさまった 2週間後 第二回目の タッチダウンに挑戦
そして見事成功
太陽系が出来る以前の状態を保っている 小惑星内部の土を採集した
そして 地球へ送り届けた
今日 私は見た!
太陽系の遥か彼方から はやぶさ によって送り届けられた 小惑星の かけら を
真っ黒な 2mmくらいの小ささだったが 壮大な宇宙を旅して 地球にやってきた 宇宙のかけら である
胸が躍る思いだった
日本は 月に人を送るような力はないけれど
こうした 日本ならではのジャンルで活躍してゆくのが いいのだ と 私も思う
無人探査衛星なら 事故が起きても犠牲者が出ないから いいと思うのだが…
着陸する時は まさに わくわく感が最高だw
小惑星に 弾丸を撃ちこんだり 表面の土を吹き飛ばして クレーターを作ったりなんなりで ワイルドな活躍を魅せた はやぶさ2 だが
こうした小惑星が いつか 地球に衝突して 大被害を もたらす可能性がある というのである
将来、そうした事態に陥った時には 映画『アルマゲドン』のように人が行くのではなく はやぶさ の 遠い後継機にあたる 無人探査衛星が行って 衝突を回避させる任務を遂行させる可能性が高いのである
がんばれ はやぶさ!
おまえたちが 世界で一番 遠くの星に着陸できるんだ