最初、Amazon の 映画説明を ちらっと読んだとき、「三人は父の葬儀で、腹違いの妹すずと出会う。 頼るべき母も既に亡くし、それでも気丈に振る舞う、まだ中学生のすず。…」と紹介されていたので
「何? 悲しい話?」 と思ったのだが 舞台が 鎌倉というので 美しい景色が映るのかなと思って見てみた
そうしたら すっごい いい映画で ずっと見とれていた(笑)
女性ばかり 3人の姉妹が住む 広くて古い鎌倉の家に 4人目の妹が やってきて一緒に生活することになる
…この四女役を演じるのが あの 噂に聞く 広瀬すず なのだ
「ああ… これが 広瀬すず か…」
はじめに登場するシーンでは 地方の ごく普通にいる 中学生の生徒さん という感じなのだが、物語が進行してゆくに従って 他の三姉妹を演じる 大型女優さん達に 勝るとも劣らない 光を放ち始めたのには驚くばかりだった
広瀬すず が 物語の中でも すず って名の女の子を演じてるんだね?w
そうだなぁ… 生きてるだけで 人を傷つけるって事も あるのかなぁ?
長女役 綾瀬はるか 次女役 長澤まさみ 三女役 夏帆 と 豪華メンバーが勢ぞろいしている
監督は 『そして父になる』を手掛けた 是枝裕和 監督
自分を犠牲にして この家を まとめてきた 長女と 腹違いの母から産まれた 自責の想いを 抱え込む すず との それぞれの わだかまり
この作品 原作は マンガだったようだね
映画の出来は素晴らしく 数々の 賞を総なめ にした
中でも 自転車で 桜のトンネルを くぐるシーン などは圧巻である
本当は 見てのお楽しみ というところだろうが
ジブリ作品の ワンシーンを そのまま三次元に描写したような あまりの見事さなので 今日は 特別に 皆さんに ご覧になっていただきたいw
ただ ひとつ…
この家では 死んだ お母さんのことを 大好き と言えなかった
この 桜の トンネルも 鎌倉に 本当にあるのかなぁ?
最近は 映画の撮影地の 聖地巡礼なんていうのも 流行っているようなので 機会があれば 尋ねてみるのもよいでしょうw
生きずらさ 桜の風で かき消して
いや〜 柄にもなく つい 川柳など を 口ずさんでしまうw
才があるというのも 困ったものよのう…(笑)
(何? 何か違った?)
でも その人の居場所 があるって 本当にいいもんですね
受賞 第63回サン・セバスチャン国際映画祭(2015年)
観客賞 第39回山路ふみ子映画賞(2015年)
新人女優賞(広瀬すず)
第7回TAMA映画賞(2015年)
最優秀作品賞 最優秀女優賞 - 樹木希林(『あん』『駆込み女と駆出し男』と合わせて)
最優秀新進女優賞 - 広瀬すず(『バケモノの子』と合わせて)
第40回報知映画賞(2015年)
新人賞(広瀬すず)
第28回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞(2015年)
主演女優賞(綾瀬はるか)
助演女優賞(長澤まさみ)
新人賞(広瀬すず)
第57回毎日芸術賞(2016年)
特別賞(是枝裕和)
第89回キネマ旬報ベスト・テン
日本映画ベスト・テン
第4位 新人女優賞(広瀬すず)
第39回日本アカデミー賞
最優秀作品賞 最優秀監督賞(是枝裕和)
優秀脚本賞(是枝裕和)
優秀主演女優賞(綾瀬はるか)
優秀助演女優賞(長澤まさみ、夏帆)
新人俳優賞(広瀬すず)
優秀音楽賞(菅野よう子)
最優秀撮影賞(瀧本幹也)
最優秀照明賞(藤井稔恭)
優秀美術賞(三ツ松けいこ)
優秀録音賞(弦巻裕)
優秀編集賞(是枝裕和)
第70回毎日映画コンクール
女優主演賞(綾瀬はるか)
女優助演賞(長澤まさみ)
第25回東京スポーツ映画大賞
主演女優賞(綾瀬はるか)
助演女優賞(長澤まさみ)
新人賞(広瀬すず)
第37回ヨコハマ映画祭
作品賞、ベスト10・第1位 監督賞(是枝裕和)
主演女優賞(綾瀬はるか)
最優秀新人賞(広瀬すず)
撮影賞(瀧本幹也)
第35回藤本賞
特別賞(松崎薫)
第13回シネマ夢倶楽部
推薦委員特別賞(広瀬すず)
第20回日本インターネット映画大賞
作品賞 ベスト10・第1位 監督賞(是枝裕和)
ニューフェイスブレイク賞(広瀬すず)
思い入れ作品賞
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